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《はじめに》


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(出典:東洋経済オンライン https://toyokeizai.net/articles/-/218575


米国の長期金利は株式市場や為替市場に大きな影響を及ぼすため、投資家に注目される指標の一つです。

しかし、単純暗記で『米国の長期金利が上昇すると 円安ドル高になる』と覚えるのではなく、なぜ理論的にそうなるのかを理解することが大切です。

そうすれば、理論通りの動きにならなかった時に、なぜそうならなかったのかを論理的に考察することも可能ですし、次にどういうアクションを起こせばいいのかも自ずとわかってきます。 

 今回は、簡単な経済学を用いて金利と経済の関係性を論じていきたいと思います。

 
《金利とは》

そもそも、金利とは何かを整理します。

米国長期金利と言う時の金利は「米国の国債市場における金利」を指しています。
つまり、投資家が米国の国債を買った時に利子として受け取る金利のことです。つまり、例えば以前よりも国債の金利が上昇すると、国債を購入するリターンが以前よりも魅力的になり、投資家がその国債を購入するインセンティブ(買いたいと思う気持ち)が刺激されます。

また、その国債市場の金利は、例えば銀行にお金を預けた時につく金利や、お金を借りて返済する時に上乗せする金利とも連動しています。


(*金利は%で表され、経済学では「利子率」と表現されることが多いため、以下「利子率」と表現します。)

経済学において、利子率は
「長期の利子率」
「短期の利子率」
の二つに分けて考えられますが、今回は長期金利なので、「長期の利子率」について見ていきます。


《長期の利子率》

経済学において、「長期の利子率」は様々な仮定はありますが、「貸付資金市場」が均衡することによって求められます。
 
「貸付資金市場」
・・・
 貯蓄をする人々が資金を供給し、投資するために資金を必要とする人々が借り入れる市場 
(出典:マンキュー経済学【第2版】マクロ編) 

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つまり、私たちが銀行にお金を預けて(貯蓄)、そのお金を設備投資等でお金が必要な企業が銀行から借り入れる市場のことです。

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(筆者作成|画像はクリックすると拡大します)


右斜め下方向の線が貸付資金の需要曲線です。利子率が高いほど、お金を借りた時に返済が大変になるので需用量は少なくなります。逆に利子率が低いとお金を借りやすくなるので需要量は多くなります。

右斜め上方向の線が貸付資金の供給曲線です。利子率が高いほど、銀行にとってお金を貸した時の利益が大きくなるため、供給量は多くなります。逆に利子率が低いとお金を貸しても大して利益を上げられないため、供給量は少なくなります。


《分析》

*前提として、以下の式を頭に入れておいてください。今回は説明は割愛させていただきますが、利子率の増減は以下の式のうちの(企業の投資)に影響を与えます。

(GDP)=(財やサービスの消費額)+(企業の投資)+(政府支出)+(純輸出)


ここで、米国の長期金利が上昇した時の流れを2パターンに分けて見ていきます。

◯米国の長期金利が上昇する。
⇨アメリカの企業が銀行から資金を借り入れる時のコストが増える。
⇨企業は設備投資を減らす。
⇨上の式の(企業の投資)が減るので、米国全体のGDPが減少する。
⇨米国経済が以前よりも停滞する。例えばNYダウ下落
⇨日本との貿易取引も停滞する。日経平均も下落

(*実際に日経平均はNYダウの影響をかなり受けやすい傾向にあります。)


◯米国の長期金利が上昇する。
⇨投資家が米国の国債に魅力を感じ購入する。
⇨米国債購入のためにはドルが必要。
⇨海外の投資家は自国通貨(円)を売ってドルを買う。
⇨ドルの需要が増えて、自国通貨(円)の供給が増える。
円安ドル高になる。
⇨日本の輸出企業はアメリカでの売り上げが伸びるが、日本の輸入企業はコストが高くなり利益が減る。
⇨日本の輸出企業の株価上昇、日本の輸入企業の株価下落。
 

《まとめ》 
 
ここまで見てきたように金利の変動は世界中に影響を与えます。その中でもアメリカは経済規模が大きく、日本との貿易額も莫大なものなので注目されています。

上で述べたことは、様々な仮定のもとでかなり単純化していますので現実とは異なる結果になることもあります。しかし大まかな流れを理解し、自分で分析できるようになれば、自身の投資判断に根拠を持たせることもでき、仮に失敗してもその原因を論理的に探り出せるでしょう。 

筆者自身も日々勉強しながら投資をしています。お互いに良い結果を出せるように頑張りましょう! 



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